「LIFE SHIFT」人生100年時代あなたに必要なものは何ですか?
先日、「LIFE SHIFT‐未来につながる働き方‐」と題して東洋経済新報社の講演を聞きに行ってきました。
「LIFE SHIFT」とは、今年話題の一冊で20万部を突破している人気書籍。平均寿命100歳時代の到来に備え、生き方を根本的に見直そうという本です。
これまでは、20代前半まで教育→20-60歳まで仕事→そしてその後定年して引退という単線で画一的な3ステージの人生が一般的だったけれど、今後は、教育→自分探し→起業→就職→また別の仕事など複線で多様なマルチステージの人生へ変化していくだろうと。
そしてそのマルチステージの人生においては、お金や土地、家といった有形資産よりもスキルや知識、健康、友人、人的ネットワークといった「無形資産」の重要性が高まるという。
ふーん、なるほどー。
「2007年に日本に生まれた子どもの50%は107歳まで生きる(本書より)」とのことで、子供たちが生きる時代ってどんな感じなんだろうー、想像もつかないし、ちょっと知りたいなぁーという気持ちで参加してみたけど…
私が生まれ育った横並びで画一的な時代とは確実に違うんだなーと。まぁ想像はしてたけど。
だって、私の時代は、みーんな受験して、みーんな大学に行って、大学卒業したら就職して…女性は子供ができると退職したり働き方を変えたりと多少のバラツキはあるものの、男性はみーんな定年まで働くのが一般的。
そしてその中でも極めて典型的な生き方しかしてこなかった私。その私の価値基準で物事を判断し、子供の無限の可能性を潰してはいけない、そんなことを感じたと同時に
気付いたんです。
私、女性でラッキーだったかもーって。
何故って?
だって、女性って、出産や子育て、配偶者の転勤や両親の介護などライフイベント毎に生き方の選択を迫られる。
今回の講演会でも「自分の人生を主体的にデザインする重要性」と「様々な変化に対応できる柔軟性の重要性」について言及があったけど、
子供が産まれ、さーて働き方どうする?私はどんな風に生きたい?何を大切にしたい?と自問自答せざるを得なかったこと、そしてその結果、新しい部署(復帰のタイミングで新しい部署へ異動)、新しい働き方(時短勤務)へと変化せざるを得なかったことは、まさに人生100年時代の生き方だったのかなーなんて。
「LIFE SHIFT」人生100年時代。
今後も、子供の成長に合わせ、家族のステージに合わせ、変化に柔軟に対応していきたいです。